こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中3)と定型発達の娘「あーちゃん」(中1)と実母、そして猫3匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

本日のテーマは「親子のかたち②」です。

前回の続きになります。
今まで「与えられたとおりに生きてきた」息子が「思う通りに生き始めた」、そんな頃を少しご紹介しました。

お互いが、お互いの要求を相手に理解させようとする無限ループ

ここからは、本当に親子の葛藤の日々でした。
思う通りにしたい息子。そうはいかない!と思うわたし。

「ここまでしたい!してほしい!」
「それは難しい、ここまでならOK!」
「嫌だ、こうじゃなくちゃ嫌だ!」

ほぼ、これのくり返しでした。

 

「どう言えば、どう伝えれば分かってもらえるだろう?」

 

これは、きっとわたしも息子もどちらも思っていたことなのだと思います。

 

おたがいが、自分の思うところまで妥協はしているのですが、それが折り合わない。
自分の思いが通らなければ暴れる息子。それをなんとか阻止したいわたし。
顔を合わせるたびに鳴るゴング。どちらも負けを認めないのですから永遠に闘いは続きます。

 

困ったときの学校頼み、困ったときの先生の対応(お手本)

もちろん、ルール作りは必要です。
お互いにルールを設定しよう!先生がレフェリーとなり、たくさんのルール設定がなされました。
ところが、レッツ反抗期!な息子にそのルールがすべてのみ込めるわけもなく…。
(そもそもルールを多く作りすぎたのも問題でした)

 

ここでわたしが思います。
「パトラッシュ…ぼくもう疲れたよ…」

 

天に召されている場合でもありませんので、必死で踏ん張りますが、正直もう息子に関わることすら嫌になってきていた時期でした。

 

そうだ!子離れしよう!!

 

急に思い立ったようにふと脳裏に浮かんだのが上の言葉。
更に、学校での先生と息子の様子を見ていると、どうも最後までガッツリ説明して息子に呑み込ませているわけではなく「先生が聞けるのはここまで。ここからはどうする?」と息子に対し選択肢をゆだねていることに気が付きました。

 

息子を将来のために導かなければ…!という思いをいったん横に置き、説得をあきらめ、「できること」と「できないこと」を淡々とこなしていこう!

 

 

そう、「ここまでならOKだよ」をわたしは息子に無理やりのみ込ませようとしていたんです。
息子から「分かった」という意思表示を、何がなんでも引き出そうとしていたんですね。

 

言わなくては分からないけれど、一応伝えた上で後は行動で示す。
相手が「分かった」という意思表示をするまで粘らなくてもいい。
その境地にたどり着いた瞬間でした。