こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中3)と定型発達の娘「あーちゃん」(中1)と実母、そして猫3匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

本日のテーマは「親子のかたち①」です。

息子が自閉症と診断された2歳のころ、そのときは何をどうして良いのかわからず、とにかく「いうことをきいてほしい」「親の思うように動いてほしい」と思っていました。

その後、自閉症についていろんな講座・講演へ出かけ、いろんな考え方や対応方法があることを知りました。同時に、「いうことを聞かせる」のではなく「わかるように伝える」ことの重要性を学びました。

小学校の高学年くらいまでは、「こちらがして欲しいこと」をベースに生活が進んでいたと思います。

親が思うより早く、息子の「自我」が成長!

ところが10歳を過ぎたあたりから、息子の「要求」がこちらが思うより高度なものになってきました。
そして、今までは「これをしたら〇〇」と、ご褒美のようにしていた日々の動きを「これをするから〇〇」と、息子の側から提案してくるようになりました。(もちろん、ガッツリ会話できるわけではありませんので、二語文だったり、絵で示したり等の提案方法です。)

このあたりから息子は手ごわくなりました。(笑)

今までであれば、「こうしてくれるとうれしいな、助かるな」という声かけであったり、「こうするとこんな素敵なことが!」という見通しであったりで進めてきた日常生活。息子は「こうしてくれると僕がこんなにうれしい!」という形で意思を押し通すようになりました。

 

息子の顔を見ることすらツライ日々

息子の通したい「意思」。
それは、「買い物に行きたい」であったり「サインポール(理髪店のくるくる回るアレです)を見に行きたい」であったり「100円均一ショップに行きたい」であったり。

買い物であればまだ「買えば終わり」ですが、困ったのは車の中での過ごし方でした。

信号待ちで、先頭になるとものすごく怒り始めるのです。
「信号、はずす!!」「バック!!」「赤!!行く!!!!」
もう無茶苦茶です。(笑)

これが、前に数台停まっていると問題ないのですが、とにかく先頭車両になってしまうと、さぁ大変!車の中からガラスを割らんばかりの勢いで暴れ始めます。

今までは「与えられたとおりに生きていた」息子が「やりたいように生き始めた」このころ。

息子の顔を見るのが辛くなるほどの、嵐の時期でもありました。 のちに、この時期があったからこそ、子離れができるんだ…と認識するようになります。
この続きは、また来月に。