こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中3)と定型発達の娘「あーちゃん」(中1)と実母、そして猫3匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

本日のテーマは「妹から見た兄」です。

中1になった娘は、生まれたときから障害のある兄(息子)と過ごしてきました。
同じ家の中にいるというのに、会話が成立しません。ごっこ遊びもできず、おもちゃの貸し借りも思うようにいきません。

娘にとっては、とても難しい環境だったのではないかと思います。

予想していた言葉

小学校低学年のころ、「お兄ちゃんばっかり!!」という予想していた言葉が娘から発せられました。
よしきた!いつか来るとは思ってた!!(笑)

それ以降、必ず「娘とだけ」の時間、「娘としか行かない場所」を作り、学校での悩みはいったんすべて聞いて受け入れ、最後にお母さんならこう対応する(こんな風に言い返す)けど、どうかな?と選択肢を伝えるに留め、こうしなさい!と言わないように気をつけていました。

 

とはいえ、そこは娘自身の受け取り方もありますので、本当に娘にとってベストな対応だったのかは分かりません。
なんせ言い返す内容も基本は「吉本新喜劇」。
真面目に相手を笑わせたもの勝ちやで!という栗本家の教育方法。かなり特殊かもしれません^^;

娘の吸収力の高さに脱帽

その娘。学校では必ずお兄ちゃんと同じような障害を持ったお子さんの近くに席が配置されたりしていました。
その様子を知った親としては、とても複雑な心境で。念のため娘に確認をしてみました。

「学校で、そういうのしんどくない?」

娘はケラケラ笑いながら答えました。

「そんなん!お兄ちゃんに比べたら全然マシー!」

どうやら娘にとって兄という存在は「ラスボス」。
学校にいる友人は「ちょっと変わってるけど、どうして良いか分からず困ってるだけの子」という認識だったようです。

娘の武勇伝

ある日、クラスで馴染めない男子に対し「空気読めよ!」と言った別の男子がいたそうです。
娘は

「は?空気のどこに字が書いてあるの?どれ?どこ?ほら、ペン渡すから書いてみ!
かけへんの?ほな読めいうな!空気は読むもんちゃう!吸うもんや!!」

と言い返したとのこと。
えっと…娘?(笑)

 

気がつけば、私をぴょーんと飛び越えていました。
子育ては本当にあっという間すぎます。

これから来るであろう反抗期も、「どんなふうに反抗してくれるんだろう」と、むしろ楽しみに感じてしまいます。
親を超えていかれることが、こんなにうれしいことだったのかと、実感する日々です。