それは20代の頃のお話

元々派遣で入った会社。
業務内容はコールセンター。
初勤務から1ヶ月目のある日、課長から呼び出しが。

 

「この職場ね、1ヶ月続いたら3ヶ月続くから。3ヶ月続いたら半年は続く。半年後に、正社員になることを考えておいて。」

 

寝耳にウォーターとはこの事で。

 

気がつけば本当に3ヶ月続き、また課長からお呼び出し。
「ね?続いたでしょ?あと3ヶ月後どうするか考えといて。」

 

そして半年後。
「お世話になります。」

 

なんと派遣会社に50万という移籍金を支払い、正社員へと登用して下さいました。

 

教わる人の立場なら

派遣から正社員へと登用されたばかりだというのに、その時同じ課にいた係長が同じ課の課長代理とご結婚。
係長が部署を異動することに。

 

「栗本さん。係長の仕事やってくんない?大丈夫、新しい派遣さんと契約社員さんの面接だけだからさ。」

 

課長!?今なんと!?

 

 

反対する暇も拒絶する暇もなく、採用面接と教育係を任される事に。
そこで私も珍しく、色々と考えました。

 

「新人さんも、どうせ教わるなら、ちゃんとしたスキル持ってる人から教わりたいよなあ。」

 

今まで普通自動車免許くらいしか縁が無かった「資格」。
まずは、秘書検定の2級を受験。
1発で合格。

 

次に秘書検定準1級を受験。
1回目の受験は筆記であと2点に泣きました。

 

2回目は、筆記にガッツリ通り、面接も1発合格。
1級もこの勢いで…と思いましたが、当時は面接で英語があり断念。
(そのほんの半年後には英語面接が無くなったようです。惜しい!!)

 

当日の面接後、よく分からないメモを手渡されました。
正直、まるで暗号のよう。
何か評価が書いてあるはずなのですが、⊥とか∧とかな感じで、さっぱり意味不明でした。

 

試験会場のビルから、帰りのエレベーターに乗ったとき、同じく受験者の女性が
「そのメモ見せて貰っていいですか?」
と、話しかけてこられました。

 

どーぞどーぞ。
そもそも全く意味不明だったので、見られてどうということもサッパリわかりませんでした。

 

「ああ…あなた合格されてると思います。ほら、私のと全く違う。」

 

確かに、書いてある暗号がまったく違うものでした。
けれどそれで何故合否が??

 

「私これでもう面接4回目なんです。毎回同じようなメモを貰って、落ちています。
貴方のメモの記号は、見たことありませんから…。」

 

結局その方の言うとおりで、私は合格していました。

 

秘書技能検定準1級とは

上司から相談を受けたり後輩へのアドバイスを求められたりと,物事の判断力や対応力が求められる中堅の秘書像が準1級のレベルです。この級から筆記試験合格の後は二次試験(面接試験)があり,人柄の表現力が問われます。大学生と社会人の受験者がほぼ同数を占めていますが,就職面接対策としてはかなり有効でしょう。

(出典:公益財団法人 実務技能検定協会)

 

日頃の立ち居振る舞いはさることながら、正しい日本語の使い方や基本的なビジネスの常識、上司への報告の仕方、その人柄の表現力が問われるこの試験。
たとえコールセンターで、お客様に姿が見えない仕事であったとしても、電話口の向こうのお客様に「誠実さ」を伝えたい。
それを教える立場として、必要なスキルだったと改めて感じます。

 

余談ですが、その当時教えた派遣社員さんと、15年後にFacebookで再会!
お互いまったく変わっていなかったことに、とてつもない安心感を覚えました(笑)

 

声のトーンと、間の使い方

声のトーンや緩急は、TPOによって使い分けをしています。

 

・自分をどのように魅せたいか
・どういう人だと思われたいか
・誰に必要としてもらいたいか

 

それによって、「講師」としてはもちろんの事

 

・アナウンサー風であったり
・うぐいす嬢風であったり
・秘書的であったり
・宝塚(劇団)風であったり
・読み聞かせ風であったり
・少年漫画主人公風であったり

 

他にも、いろんな「トーン」を使い分けています。
(アイドル風は、年齢的に自粛しております。「声だけ姿なし」なら何とか(笑))

 

相手の方が、「この人はこんな人なんだろうな」という期待を裏切らない、もしくは意表をついて裏切る。

声だけではなく、立ち居振る舞い(姿勢・呼吸・間の取り方・表情の作り方)も含めて
「ボイスデザイン」として皆様に提供させて頂きたい。

 

日夜、それを考えています。

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