こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中3)と定型発達の娘「あーちゃん」(中1)と実母、そして猫3匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

本日のテーマは「どうして分からないの?」です。

子どもと過ごしていると、「どうしてそれが分からないの!?」ということが毎日のように発生します。
・机の端っこにコップ置いたら…!!ああ!!やっぱり落とした…。
・二つ同時に持ったら危ない…!ってやっぱり1個落とした…ってもう1個もー!!
日常茶飯事ですよね(笑)

 

我々大人は、実は同じような失敗を子どもの頃に重ねてきたんです。
だからこそ「そうすると危ない」ことを知っています。
こういう時にはあれに気を付けないと…!というデータベースが脳内に蓄積されていますので、子どものすることが危なっかしくて、気になってしょうがない~!!

 

かく言う私も、それこそ「なんかい言うたらわかるねん!」と何度も口にしていました。
ある日、息子のような障害を持つ子どもに対する対応方法を学ぶうちに、すごいデータを目にする機会がありました。

 

それは「知的障害のある子に、何度言えばわかるか?」というもの。これ、実際に実験した研究があるそうです。結果としては「平均、400回」。
400回!?そりゃ私まだ20回くらいしか言ってないから分からへんわ!!と妙に納得(笑)

それ以降、娘に対しても息子に対しても「何度」という回数よりも「どう伝えるか」を考えるようになりました。
「それ危ないやろ!」ではなく「コップもうちょい真ん中に置こうか~」など、結果を穏やかに伝えるように。
何度か繰り返すうちに、「コップ…」と言いかけたところで気づくようになってきました。

気が付くと、「こういうときにはこうする」というデータベースが子どもたちの中に構築され、家ではなく、外出先であったとしても気を付けることができるようになってきました。
それは、日々のルーチンワークであればあるほど、身についていくのが早くなります。

「そもそも大人だから分かっている」ことを「子どももわかっているはず」と思い込まないように、気を付けていきたいところです。