こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中3)と定型発達の娘「あーちゃん」(中1)と実母、そして猫3匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

本日のテーマは「最初の出会い」です。

息子が自閉症と診断されて間もなく、発達相談の先生の勧めもあって働く事にしました。
当時息子2歳、娘は8か月。

子どもたちを保育所に預けて仕事に出かけるのですが、保育所に入って間もなくの時期はそれはそれは大変でした。
まず、すぐに熱を出します。お迎え要請の電話が息子のクラスから、娘のクラスから、頻繁にかかってきていました。
職場の人に申し訳ないと思いつつも、出来る時には必死で仕事をする事で、何とか仕事と子育てを両立しようと頑張っていました。

ご存知の通り、保育所の熱のボーダーラインは37.4℃。熱がこれ以上あると預ける事すらできません。

 

ある日、朝の息子の熱がとっても微妙な37.2℃。
これは保育所でもう一度測ったら超えているかも?そのまま帰されるかも…。
と不安な面持ちで保育所に向かいました。

丁度入口近くに主任先生がいらしたので、クラスの先生に息子を託してから意を決して主任先生に事の次第を説明することに。
きっと連れて帰りなさいって言われるに違いない…。下を向いた私に先生が仰いました。

 

「私たちは保育のプロ。何かあれば連絡します。大丈夫、あんなに元気じゃないの。
あなたもお仕事でしょ?私たちもあなたのお子さんを預かるのがお仕事。さあ、行ってらっしゃい!」

 

泣きそうになるのを堪えて、職場に向かった事を今も鮮明に覚えています。
結局その日は保育所からの連絡はなく、無事にお迎えの時間まで仕事をすることができました。
「お母さんお疲れ様、お帰りなさい~!」
子どもたちと先生方の笑顔に迎えられ、「ああ、私は色んな人に支えられて子育てをしているんだ。」そんな事を強く実感した出来事でした。