こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向をかかえる息子「ともくん」(中2)と定型発達の娘「あーちゃん」(小6)と実母、そして猫2匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効なことが多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思ったことは、ぜひ試してみて下さいね。

今年度第11回目は「ロバを売りに行く親子」です。

子育てをしていると、いろんな人から「こうしたら?」「ああしたら?」とアドバイスをいただきます。結構みんなちがうことを言うなーと思っていたときに発見したのがこちら。すべての人を納得させる難しさ。

そもそもは「ロバを売りに行く親子」の話(寓話)として有名です。

ロバを売りに行く親子
ろばを飼っていた父親と息子が、そのろばを売りに行くため、市場へでかけた。2人でろばを引いて歩いていると、それを見た人が言う、「せっかくろばを連れているのに、乗りもせずに歩いているなんてもったいないことだ」 なるほどと思い、父親は息子をろばに乗せる。 しばらく行くと別の人がこれを見て、「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて、ひどいじゃないか」と言うので、なるほどと、今度は父親がろばにまたがり、息子が引いて歩いた。 また別の人が見て、「自分だけ楽をして子どもを歩かせるとは、悪い親だ。いっしょにろばに乗ればいいだろう」と言った。 それはそうだと、2人でろばに乗って行く。 するとまた、「2人も乗るなんて、重くてろばがかわいそうだ。もっと楽にしてやればどうか」と言う人がいる。 それではと、父親と息子は、こうすれば楽になるだろうと、ちょうど狩りの獲物を運ぶように、1本の棒にろばの両足をくくりつけて吊りあげ、2人で担いで歩く。 しかし、不自然な姿勢を嫌がったろばが暴れだした。不運にもそこは橋の上であった。暴れたろばは川に落ちて流されてしまい、結局親子は、苦労しただけで一文の利益も得られなかった。

教訓としては 「人の意見に振りまわされずに、自分の意見や信念を持とう」

「皆から気に入られるようにしようとすると、結局皆が気に入らないことになる。人は誰をも満足させることはできない」

といった感じになります(出典:wikipedia)

 

この教訓、個人的にはちょっとちがう受け止め方をしています。
今、目の前でなにか行動をしている人は、今までいろんな人になにか言われ続けてこのやり方に落ち着いたのかもしれない

 

視点としては、上の寓話の4人目のつもりで、相手のそれまでの経緯を想像する。そんな感じになります。

その人の言動の背景を想像する

なので、簡単に人を批判しない。
今までの経緯を聞いた上で、それでもそれしか選択肢がなかったのか、本当はどうしたかったのか。
この受け止め方は場合によっては「事なかれ主義」と言えるかもしれません。

 

「好きでそうしてるんだし、まぁいいんじゃない?」

 

といった一見他人の行動に無関心な意見です。
ただ、今の世の中、皆がなにかしら批判をして、なにかしら自分の正義をぶつけている、そんな気がするのです。
言わない方が良いというわけではなく、まずは相手の「これまで」をきちんと聞いた上で、あなたならどう思いますか?と「聞かれてから」自分の意見を言うようにしたいところです。