こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
重度知的障害・自閉症・多動傾向をかかえる息子「ともくん」(中2)と定型発達の娘「あーちゃん」(小6)と実母、そして猫2匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効なことが多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思ったことは、ぜひ試してみて下さいね。

今年度、第10回目は「くり返し、くり返し」です。

以前、娘にピアノの練習方法について、教えていたときのこと。栗本家のルールでは、「たとえ弾けている曲でも、必ず3回は弾く。」となっています。
ところが、娘はつっかかり、つっかかりしながら、「とりあえず最後まで弾いて3回。」で終わらせていました。

 

最近、忙しさにかまけてきちんと練習を聴いていなかった間になんてことをっ!!となりましたので、「間違えたら、まずは間違えた箇所を前後ふくめて何度も練習しなさい。つっかからずに弾けるようになったら、通して弾いて、それで3回弾いてから次へいきなさい。」と伝えると、今度はつっかからずに弾くこと自体ができなくて半泣きに。

 

「弾けないなら片手ずつ、弾ける速さで!!弾けるとこ速く弾いて、できへんとこで遅くなるからリズムがわからなくなるんでしょーがっ!!」
親もヒートアップして参りました(笑)

 

なにより、まず「どこをよく間違えるか」を理解していない娘。
なんとなく間違えているとしかわかっていなくて、必ずここでひっかかってるよね?という場所を把握できていませんでした。

 

「今のところ、必ず間違えてるけど、その自覚ある?」

 

質問には答えず、ようやくどこが間違えていたのか気がついて、しばし反復練習。
ようやくなんとか形になって次の曲。
って次の曲も一緒(適当に弾く)かーーーい!!

 

うしろで、iPadでYouTubeをみながら、大人しくしていた息子が面白かったです(笑)(普段は寝るまでなにかしら叫んでいます)

大切なのは「回数」ではなく、「続ける」こと

定型発達の娘でも、日々こんな状態です。
ということは、障害のある息子は??

 

そう、もっともっとくり返さないといけません。
「なんど言ってもわからない!」
「いつになったらわかるの!?」
そう思って焦る親御さんは非常に多いと思います。

 

「いい加減、わたしがなにも教えてないみたいだからちゃんとして!!」
本心は、案外このあたりかもしれません。

 

昔、母からよく言われていました。
1回言ってわかる子。
2回言ってわかる子。
3回言ってもわからない子。

 

「なんでか、できへん子いうのは、いてる。」と。
おそらく、うちの息子あたりは300回ほど言ってようやくなんとなくわかるくらいだと思います。
それでも、続けていけば理解できます。
確実に成長します。

 

まずは親御さんが折れないこと。
(すごく、すごく大変ですが)
くり返しはとっても大事。
あきらめず、根気よく

くり返しが力になることが、きっと分かる日がやってきますよ。