こんにちは!株式会社のぎす栗本です。
毎月1度のペースで更新される、子育てコラムの第19回目が掲載されました!

重度知的障害・自閉症・多動傾向をかかえる息子「ともくん」(中2)と定型発達の娘「あーちゃん」(小6)と実母、そして猫2匹と暮らしています。
障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効なことが多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思ったことは、ぜひ試してみて下さいね。

今年度、第7回目は「理由はいらない」です。

まだ息子が2~3歳のころ、よくやっていたのが「くるくるまわる」こと。
目がまわらないのか、まわるだけまわってまっすぐスタスタ歩いてしまうから不思議!
三半規管がどうなってるのか気になって仕方なかったです(笑)

当時ばぁばは、「なんで廻るの!?」とよくパニックをおこしていました。
厳密にいえば理由があるのです。

理由のひとつが「刺激がほしい」ということ。
ところが、それを説明したとしても、
「なんで刺激がほしいの!?まわって気持ちわるいだけやん!?」 と返ってきます。

「感覚がにぶいから、自分に刺激をあたえないと不安なんだよ。」 と伝えたところで、
「なんで感覚がにぶいの!?自分に刺激をあたえる意味あるの!?」
となります。

堂々巡りにもほどがあります。
「そういうもんだ!と理解してくれ!!」と言おうにも、
「そういうもんてどういうもんなん!?」
となります。

最終的には、「もしかして!私を困らせようと思ってやってるの!?」
だーかーらー!!(笑)

 

ほしいのは「自分が納得できる理由」

どれだけ説明しても、終わらない!(笑)
最終的にはこう説明していました。
「まわりたいから、まわってやるねん。」と。

「理由をほしがる人」は、ある程度、根拠のある理由があったとしても納得しないことが多い気がします。
それは「自分が納得する(できる)理由」じゃないから。
自分の人生で経験してきた範疇をこえる「理由」は、なにをどうあっても納得できない!ようです。

 

「たぶん、こういう理由であの人こう言わはったんやと思う!」
「私、こう思われてるから、そういうふうに言われるねん!」

 

すべて、「自分が思う理由」です。
本当に、他人が考えている理由とはちがう可能性だって、多々あります。
本来は、なにかしらの理由があることかもしれません。
ただ、それは「自分が納得出来る理由」とは限りません。

なので、ここはひとつ、おおらかに。
「そうしたいから、してるだけ。」で、納得してみましょう。

こっちがそれに対して「きぃぃぃぃぃ!!」とならなければ、いつの間にかそういった行動も収束します。(飽きるのか、納得したのかは謎ですが(笑))

 

ちなみに、うちの息子。
現在はぐるぐるまわると、しっかり目がまわるようです。
目がまわると気持ちわるいのか、全くまわらなくなりました。(三半規管が成長した?)

 

目の前の「困りごと」は一生モノではありません。 お子さんは必ず成長します。
今の「困りごと」が収束しても、形を変えて数年後に再発!?なんてこともあります。
大事なのは、「今の子どもといかに楽しく過ごすか」。
自分が思っている「理由」を取っぱらうと、けっこう楽になること、受けあいです。